学校だより__

無色透明な6種類の液体を見分けられるか?



 6年生は、理科で水溶液の性質を学習しています。今日はそのまとめとして、無色透明な6種類の液体を見分けることが課題です。
 6つの液体とは、「水」「食塩水」「炭酸水」「塩酸」「アンモニア水」「石灰水」で、目印に色テープが付いています。どれも無色透明で、炭酸水も少し薄くなって泡が立っていません。また、アンモニア水は刺激臭ですぐに分かりますが、臭いをかがないことが条件です。



 実験の注意点を確認してから、見分けるために、まず、班ごとに実験方法や手順を話し合いました。普段の授業と違って、教師の指示の下、一斉に同じ実験をするのではありません。自分たちの立てた実験計画で、理科室の器具を使って調べます。
 子どもたちが行った実験は以下の4種類です。
・リトマス紙で分類する(酸性、中性、アルカリ性)
・液を蒸発させる(残る固体の有無)
・鉄やアルミニウムを入れる(塩酸には泡を出して溶ける)
・石灰水に入れる(炭酸水を入れると白濁する)



 これらを手順よく組み合わせて、すべての班が6種類全部を正しく特定することができました。
 実験後は、使った試験管やビーカー、蒸発皿などをきれいに洗います。さすがに6年生は片付けも上手です。
 この実験結果は、レポートにまとめて提出しなければなりません。
教:「内容も大事だけど、図を入れて、習った漢字を使って丁寧に書くなど、見た目も大事。」
子:「え~、それじゃ男子が不利じゃん!」
 提出期限は、15日(金)です。


2017年12月12日